博多もつ鍋

博多もつ鍋

博多を本場として日本全国に広がり、度々ブームになった鍋料理「もつ鍋」。
その魅力と味わい方をお伝えします。

もつ鍋とは

主に牛のホルモンの中から小腸やミノ、センマイ等を具材(もつ)として使います。
下ごしらえをしてくさみを取ったもつに大量のキャベツとニラを乗せ、さらにスライスしたにんにくと鷹の爪をトッピングします。
豆腐もよく合い、スープの旨味をぎゅっと吸い込んでくれます。

スープは、醤油ベースまたは味噌ベース。
透き通ってアッサリしたものから、ニンニクの風味が強いパンチのきいたもの、濃厚な味噌ベースのもの等など、それぞれの店舗の特色を活かしたスープでいただきます。

美味しい食べ方

もつは何より鮮度が大切。新鮮なもつは臭いもなく、脂分がプリっとしていながら歯が通りやすいです。

お店で注文してテーブルに届いたとき、鍋にはもつが隠れてしまうほどのキャベツが乗っていて、驚いてしまうかもしれません。
実はこのキャベツがフタとなって蒸気を閉じ込め、もつをじっくりと煮込むのです。

鍋を火にかけしばらく待つと、キャベツがしんなりしてきます。
お好みのタイミングで、キャベツを崩し混ぜ合わせるとジューシーなもつがお目見えします。
スープを取り皿(とんすい)に取り、まずはキャベツ・ニラと一緒にもつを一口。
プリプリなもつと、歯ごたえと甘みのあるキャベツ、旨みたっぷりのスープが一体となり、口の中に広がります。

時間とともに増す旨味。シメはちゃんぽんで!

食が進むにつれ、もつや野菜から出た旨味とだしで、スープの深みが増します。
スープの煮詰まりは、キャベツの水分で調整するのが通の食べ方。
あまり煮込まず、歯ごたえが残ったキャベツがお好みの人もいれば、しっかり煮込んでクタクタになったものがお好みという人も。

もつを十分に味わったら、あとはお楽しみの「締めのちゃんぽん」です。
旨味たっぷりのスープが、モチモチのちゃんぽん麺に絡み、得も言われぬ美味しさです。

酔灯屋・はかた市

博多の郷土料理と九州のお酒は、博多・天神エリアに5店舗展開する
酔灯屋(すいとうや)・はかた市 でお楽しみいただけます。

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